第2期を25年7月から放送予定のTVアニメ『ダンダダン』のステージが21日、ジャンプスーパーステージBLUEにて行われ、若山詩音(モモ<綾瀬桃>役)、花江夏樹(オカルン<高倉健>役)、佐倉綾音(アイラ<白鳥愛羅>役)、石川界人(ジジ<円城寺仁>役)、田中真弓(ターボババア 役)が登壇しました。イベント開始前には、ターボババアとセルポ星人3体がステージに登場。撮影タイムが設けられるなど、興奮冷めやらぬ中、イベントがスタートしました。
冒頭の自己紹介から、田中が持参したターボババアグッズをイジったりと、キャスト同士の和気あいあいとした雰囲気が伝わる中、始まったイベント。
実際のアフレコはというと「情緒が激しい作品なので、みんなブチギレながら(笑)、それに負けないように声量を出すので、現場にグルーヴがありました」とかなり熱い現場であったことを振り返る花江。第1期の振り返りトークでは、キャスト陣がセレクトしたお気に入りシーンを紹介。
若山が選んだのは、『某俳優のモノマネからのジジ登場シーン』。若山曰く「キャラクターたちの関係性が集約されていた」と選んだ理由を語ります。花江は第4話の「ババアとの追いかけっこシーン」、田中は第5話「招き猫に入れられてしまったシーン」をそれぞれセレクト。画面にグッと引き込まれる作画、そして招き猫のかわいらしさと『ダンダダン』の幅広い魅力を伝えていきます。
続く佐倉は「第7話の『優しい世界へ』のラスト」をセレクト。放送時も注目を集めたシーンだが、佐倉も10回ほど見直していると言い「切り取られたものを観ても、その前後を知っているから泣いてしまう」と話し、田中も「泣いちゃうじゃないか!」と、目元にうっすら光るものも。そんな中、最後に石川が「太郎(人体模型)が街中を駆け回るシーン」をセレクト。しんみりとした空気が一変し、「画がすごすぎる」「元気出る」と、5人で笑い合っていた。
そして、「ジャンプ+」で実施され、先日ランキングが発表された第1回『ダンダダン』キャラクター人気投票企画のベスト10を紹介。ここでは、龍幸伸先生による描き下ろしカラーイラストをスクリーンに映し出しながら、「動きがある絵だから、声を付けたくなる」と盛り上がりました。
さらに、公開されたばかりの新ティザービジュアルと、初出しとなるティザーPVを解禁。映像の迫力に5人も衝撃を受けたようで、「2期はスケールが大きくなっていて、映像が気になります」と花江が今後の映像に期待を寄せました。また、原作の龍幸伸先生からののメッセージも到着。アニメのスタッフとキャスト、そしてファンに対する感謝の気持ちが込められた心温まるメッセージを若山が代読。原作とアニメが、お互いに影響を与え合いながら、より良くなっていることがうかがえた。
最後に登壇キャストから、第2期についてのメッセージが語られ、ステージイベントの幕を閉じました。
石川界人「ここで終わるのかい!というところで終わりましたが、今後ジジが持ってきた問題に対し、モモとオカルンがどう立ち向かうのか、楽しみに待っていただければと思います」
佐倉綾音「原作も良い展開を迎えているので、原作を読みながら7月まで待っていただければと思います。楽しみにお待ちください!」
田中真弓「ターボババアのお話が来たとき、これは私にやらせてくれ!と思ってオーディションを受けました」と、私物の『ダンダダン』パーカーを持参し、それを見せながら作品愛を語ります。
花江夏樹「あのクオリティで第1期を見てしまうと、原作の2期に当たる部分をアニメで観たい!と、非常に楽しみで待ち切れない気持ちです。その時までワクワクしながら楽しみにしていてください!」
若山詩音「2025年7月がちょっと遠く感じるような気持ちもありますが、皆さんと一緒に待てたらと思います。先日最終回を迎えて、熱量そのままにお越しいただいた方が多いと思うので、最後にひと声出して終わりましょう!」と、ラストは「ダンダダン」「最高じゃんよ!」のコール&レスポンスで、作品同様、テンション高くステージを締めくくりました。